白と黒のヒミツ
またまた!!見つけちゃいました!!ぼくが今一番気になる人物、菊池成孔氏のインタヴューの載ったフリーペーパー!!
いやホント、最近手に取るものほとんどに彼の記事が・・・。
氏のメディアの露出がそれほど頻繁なのかそれとも・・・。スイマセン、最近はあえてそういったモノをチョイスしているフシがあります(反省)。
で、また彼の発言は相変わらずとても興味深いモノだったのです・・・。
・・・が!!
もっとショッキングな記事があったので今日はその話を。
Jazzcal Classというクラシックとジャズのピアニストのオバハン(失礼)二人組の記事だったのですが、彼女らがカヴァーしている、ブラジルの大作曲家A.C.ジョビンの「白と黒のポートレイト」という曲について語られていたのですが、何と!!この曲っていうのは、白鍵と黒鍵を交互に繰り返す事によってメロディーがつけられていると言うではありませんか!!
ナルホド、それで「白と黒の〜」なんですね〜!!
コアな方ならご存知の通り、この曲のメロディーというのは相当に複雑で、あのジョアン・ジルベルトすら一瞬キーを外す程なのですが、ナルホド!そういうからくりで成り立っている曲だったなんて!しかも、そんなコンセプチュアルな曲にも関わらずそのメロディーは非常に美しい!
一音のみのメロディーで構成されるワン・ノート・サンバといい(歌詞と関連させる遊びゴコロもイカス!!)、このヒトのセンスにはホント、感服致します。
坂本龍一氏じゃありませんが、ボサ・ノヴァという事で彼をくくるのは相当勿体ないですね。
実は以外に知られている事なのかもしれませんが、いや〜、ビックリしました。http://kanibase.chips.jp/
- アーティスト: ジョアン・ジルベルト
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ちなみに、現在来日中のカエ様が、ジョアン・ジルベルトの録音で最も好きなのが、このアルバムに入っている「白と黒のポートレイト」なんだそうです。