カプセルホテル


来週、東京で行われるギフトショーに行く為、格安の宿泊施設としてカプセルホテルに泊まろうと、ネットでいろいろ検索してたら、カプセルホテルの起源について書いたホテルが出てきまして。
そしたら、カプセルホテルの提唱者って、あの建築家の黒川紀章だったんですね!
そういえば、ちょっと前に日曜美術館でやってたカプセルハウスも氏の作でしたね。あれを見て、カプセルホテルっぽいなって思ったのはあながち間違いではなかったんですね。
カプセルホテルっていうと、一般的なイメージとして、オッサンくさいとか、狭いとか、あまり衛生的でない感じがするとかっていうあまり良くないイメージを持ってると思うんですけど、実はぼく、あの空間が昔から好きだったんですよね。高校生の時から利用してるという(笑)
以外に快適なんですよ。十分寝返りもうてるし、上体もちゃんと起こせる。でも、なんといっても気分がいいのが、仰向けに寝ると、すぐ真上にテレビがある!スゴク楽な状態でテレビ鑑賞ができて、これ、スゴク感動したんですよね。そんでもって、右手にはラジオに目覚まし時計と、ホント、寝たまま何でも出来ちゃう。クリーム色のFRPの質感がまたイイんですよね。気分は冬眠カプセルにはいった宇宙飛行士のよう。
この感じ方っていうのは正しかったんですね。まさにカプセルハウスという事が提唱されたのが、1960年代で、今で言うレトロフューチャーな考え方が全盛だった頃。
そういえば今、その頃のデザイナーであるイームズ等に注目が集まってたりするのを考えると、今、一番オシャレなホテルはカプセルホテルなんじゃないのか!?
カプセルのFRPの曲線と、イームズのサイドシェル・チェアのFRPの流線型は同等に語られるべきモノだったなんて。
そういえば、カプセルホテルって、男しか泊まれないんですよね。
う〜ん、これはまさに、スペース・エイジ・バチェラー(宇宙時代の独身者)の為の施設ですな!