大野松雄
リビング・デザインという雑誌を見たら、大野先生が載ってた。大野先生というのは、日本の電子音楽の父、大野松雄氏の事。ぼくが学生の時、非常勤講師で来られて、ゼミは受けていなかったのですが、何度かお世話になる機会があったので、先生と呼ばせて頂いてます。
近年、特にレイ・ハラカミとのコラボレーションで再び注目を浴びている大野先生なのですが、最近の写真に写った大野先生の姿は、どれもあまり元気そうに見えないものばかり(失礼!)だったので気になっていた矢先のこの特集記事。
カラーでとても元気そうな先生が写っていてなんだか嬉しくなってしまいました。
思えば学生の頃は電子音楽なんて何も解らず、ただ、「アトムのSEをしたスゴイ人」くらいの認識しかなかったのが、今となっては申し訳ないやら悔しいやら・・・。それこそ、先生の研究室に行く機会すらあった事を思うと、もったいないな。なんて・・・。
それこそ、学生だった時分には、現代音楽論なんていう堅苦しいゼミでスティーブ・ライヒなんかを聞かされていた時代だったので、ライヒのリミックスがDJプレイされるなんて状況は予想だにしてませんでした。もちろん、大野先生のした仕事の本当の意味でのスゴさも、今になって、やっと少しだけ理解出来るようになった位ですから。
というような事を、その特集記事をみて思ってみたりしたのでした。
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[大野松雄の音響世界(2)] 「そこに宇宙の果てを見た/「惑星大戦争」電子音響」
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