教育テレビ・・・・


さっき、NHK教育テレビの春の新番組案内を観てたら衝撃映像が・・・!
司会のオネーサンとマスコットのぬいぐるみがかけあいをしつつ番組を進行してゆくスタイルは、教育テレビにおいては王道なのですが、この場合、人形は人形師が操っていて、人形にはちゃんと声優さんなりが声をあてるのが一般的ですよね。
ですが、さっき見たのは違うんです!
まず、人形は無造作に手で持たれています。
なので、赤ちゃんをあやす時のような、人形を揺らすというようなお粗末な動きしかできません。バカドール・シアター並みです。この、お粗末な人形と、司会のオネーサンがかけあいする事で番組は進行していきます。
しかも、よくよく聞いてみると、人形に声をあてているのはオネーサン自身!しかも、本人と人形とで声色を変えるといったようなキャラ分けは特にしていない為、カメラ割りはしているものの、独り言にしか聞こえません。
独り言なのに、かけあってるかのごとくカット割りがなされるという、不思議な絵面は、ある種、実験映像的ですらあります。
ここまででも十分新しいのですが、最後は何の臆面もなく、オネーサンが自身が人形を手で持って、人形に声をあてつつ、一人芝居をしている所をワンショットで写してしまいました!(爆)
オマエが持ってたんかい!!
しかも人形を持ってかけあいしてるのをワンショットで映しておきながら腹話術じゃないっていうフェイクっぷりにヤラレた!
おもいっきり口うごいてましたからね(笑)
だいたいにして、コレって着ぐるみの中の人が堂々と人前で着ぐるみ脱いじゃったみたいなモンですよ!ごきげんようのライオンちゃんのアタマがポロッと外れたどこのハナシじゃありませんよ。確信犯なんだから!
いや〜、海老沢会長エビジョンイルと呼ばれていると知った時以上の衝撃でした。がんばれNHK

斬新な映像表現の宝庫!実験映像以上に実験的です!彼の「ハリウッドの没フィルムだけで、ぼくなら映画を一本作れる!」という言葉はあまりにカッコ良過ぎます!