急須、猫を噛む(意味無し!(;´□`))

日曜にはステキなチー・タイムを・・・(笑)という事で毎週土曜日更新分にお届けしいております、「紅茶道」。今回はティー・ポットのオハナシを少々。
みなさんは紅茶をリーフで淹れる時、どのようなカタチのポットを使っていますか?
底が平になった円錐形のモノ?スタンダードな球形のモノ?
最近では雑貨店等で心躍るような楽しいカタチのポットがたくさん出回っているので(ティーポットとカップがユニットになってたりとか・・)、そういったモノに目がいってしまいますが、リーフでお紅茶を淹れるなら、やはりそれに適したポットを使いたいモノ。
第一回目の掲載分で、「紅茶を淹れるのには、急須でもヨシ!」という趣旨の事を書きましたが、実はコレにもちゃ〜んとした根拠があったりします。
それは、急須のあの形状にヒミツがあるワケなのです。
急須のカタチというのは、ほぼ100%球形をしていますよね。しかも、完全な丸ではなく、いわゆるシモブクレな球形。このカタチ!このカタチこそが、前回お話したジャンピングを効率的に行わせる事の出来る、理想的な形状なのデス!
球形のポットが紅茶を淹れるのに適しているという理由は、カドになる箇所がないので、お湯がツルリと滑り込んでキレイな対流が起こり、茶葉も優雅に舞う事が出来るからなんですね。
しかも急須は、先述のティー・ポットのように、カタチのバリエーションがなく、必ずあのカタチなので、どれを購入しても、まあ、間違いがないという(笑)
それに、急須から紅茶が注がれるのって、普段なかなかお目にかかれないでしょ?(笑)チョット普通からズレた感じ(これをモンドと言う!(笑))が新鮮だったりして、お客さんにお紅茶を振舞う時も、ウンチクを披露しつつ、お茶会の席が盛り上がる・・・、なんて事も!?
コレはワタクシが長年愛用している急須。フタが割れて直した跡があったり、注ぎ口が欠けてたりするんですが、手放せないのデス・・・。