モンド雑貨研究所 1-2「モンド雑貨的 魅惑のスノウ・ドーム」

みなさんこんにちは。モンド雑貨の魅力を紹介じて参ります、「モンド雑貨研究所」。
今回はスーヴェニアの王様、スノウ・ドームをフィーチャーした、「モンド雑貨的 魅惑のスノウ・ドーム」の第二回目をお届け致します。

前回は、スノウ・ドームの歴史についてお話しましたが、今回はいよいよ!!そのモンドな魅力を紹介していきたいと思います!

  • スノウ・グローブとスノウ・ドーム

みなさんは「スノウ・ドーム」というと、どのような形のモノを思い浮かべますか?
木製の台座にガラスの玉が乗ったようなモノ?それとも、プラスティック製の半円状のモノでしょうか?
実は、現在では、スノウ・ドームにはおおまかに二種類に分類されていて、木製の台座に球状のガラスを乗せたモノを「スノウ・グローブ」、プラスティック製の、文字どおりドーム型のモノを「スノウ・ドーム」と呼ぶようです。
実は、最初に作られたのはスノウ・グローブで、現在なじみのドーム型のモノは、1950年代に入ってから作られるようになった、比較的新しいモノなんだそう。
そして、KANIBASE.COMでは「モンド雑貨」の定番として、異端児、「スノウ・ドーム」を扱っていこうと考えています。
それでは、「スノウ・ドーム」が何故「モンド」なのか?スノウ・グローブと比較しつつ検証していきたいと思います!
ガラス製のボールに木製の台座。アンティック色の強いスノウ・グローブ

  • モンドポイント その① チープさがモンド

先述の通り、スノウ・グローブはトラディショナルなモノとして位置づけられています。よって、使われている素材も、台座は木製、またはセラミック、ガラス製の器、職人の手作りによる精巧なフィギュア等、高級志向で、アンティックとしての趣が強いです。
対してスノウ・ドームは、高度成長期の産物らしく、台座からドーム、中のフィギュアに至るまで全てプラスティック製!おまけにフギュアの彩色等も、工場でおおまかに行われるというチープっぷり!この、大量生産による作りのユルさこそが、モンドとして愛すべきポイントです!
これはある種、スノー・ドームが世に出た頃の上流階級の人々が愛でたのと同じ視点と言えるかもしれませんね。

  • モンドポイント その② モチーフがモンド

まず、トラディショナー、スノウ・グローブですが、主に雪景色が美しく映えるモチーフをチョイス。なんだかロマンチックな雰囲気です。
対する、モンディスト(笑)スノウ・ドームですが、通常、雪が降るとは思えないシュチュエーションも積極的に取り入れてます!
代表的なのは、「サウザン・パラダイスシリーズ」。もう、ネーミングからして「モンド・エキゾチカ」な感じ!何せ、雪とは無縁の南国がモチーフなんですから。
水上スキーを楽しむ女の子の周りを雪が舞う幻想的な風景・・・というよりは、オネーチャンの身を案じてしまいます(笑)
他にも、ジャングルの動物の周りに雪が舞うモノがあったり、これはもう、ホント、パラダイスとしか言い様がありません。
っていうか、誰だ!?コレ考えたの!イヤイヤ、ここはガツンと言っておかないと・・・。
良くやった!!!(爆)
真の「ファンタジック」とはこういう事ですよ!(笑)
マリン・スポーツと雪景色!!スゴイ光景だ!
エ!?雪じゃなくて、波しぶきだろうですって!?お客さんもヤボな方ですね・・・(笑)


次回は最終回!!さらに重箱のスミをつついたような(笑)モンド的魅力に迫って行きたいと思います!!
※当コラムを執筆するにあたりましては、snowdome loveさんのhistory of snowdomeのページを大変参考にさせて頂きました。ありがとう御座いました。



モンド雑貨としてのスノウ・ドームを強力プッシュ!!当ブログは、モンド雑貨Web shop http://:title=KANIBASE.COMのオープンまでの道のりの記録です。