第一夜その3 一通とちり紙交換車


さて、どうにか高速に辿り着き、運転にもチョットだけ慣れてきて、音楽を楽しむ余裕も出て調子に乗って鼻歌まじりでいると、とある事に気付きました。
・・・アレ・・・。ぼくは一体何処に向かって走ってるんだ!?
そう、サービスエリアに入ったら電話でどこでおりるのかを聞く事にしてたのだけれど、よく考えたら(良く考えなくてもわかるだろうに・・・)具体的にどっちに向かえば良いのか解らない・・・。
標識を見ると「中国道」なんて表示も出てるし、チョット待て!!と。
で、とりあえず最初に現れたS.A.に入ろうと、吹田のS.A.へ。
そこでca"E"nhoの"nena"さん(彼女の家までキーボードを取りに行くのが目的なのです)に電話。どこの出口へ向かえば良いかを聞く。
ふむふむ、豊中から・・・、11号池田線に・・ムムッ!!この「11号池田線」って、FMの交通情報で良く聞くゾ!とか、イランことを考えつつ出発。
が!!豊中に着くと、イキナリ入る道を間違えてどういうワケか料金所に出チャッタ・・・。
料金所のおっちゃんに事情を話し、高速に再び入れる道を聞くと、気をとりなおし、一路"nena"邸を目指す!
その後は"nena"さんの指示通り、順調に一号環状線を抜け、無事一般道へ!
しかし、一般道に出たものの、ソコは初めて訪れる見知らぬ土地。
しかも、高速の感覚に慣れてしまったため、信号とか歩行者とか、右折とか(笑)スンゴク怖い・・・。そのうえ目指す"nena"邸は一通の狭い道の多い住宅街。
う〜ん、こんな狭い道通れるんかな・・・なんて思いながらも、いやいや、意外に通れるモノなんですね。当たり前ですけど。
にしても厄介なのはこの一通。ワケも分からずにグルグル回っていると、正面からやってきたチリ紙交換車に激しくクラクションを鳴らされる始末。・・・そうか、一通だったのね。ココ。
一通に阻まれ、見えているのに辿り着けないポイントを目指してグルグルグルグルグル・・・。
その間、先程クラクションを鳴らされたチリ紙交換車とニアミスする事数回。最初はいぶかしげにお互いを一瞥する感じだったのですが、数を重ねるにつれ、お互い軽く会釈までするようになってしまっておりましたとさ(笑)
う〜ん、今思うと彼奴も迷っていたんじゃないのか!?
なんて事をしているうち、どうにか"nena"さんと合流!良かった〜!って、彼女に案内されて家まで着くと、何だ!!さっきぼくココの前通りましたヨ!!


そんなワケで、京都への帰りは、"nena"さん等に運転をお任せして、ワタクシはパーティまで、しばしの睡眠を取る事が出来たのでした。


パーティ当日、ワタクシのテンションが若干オカシかったのは、こういった事が直前に行われていたからだったんです。大変シツレイ致しました。
でも、おかげでチョット助かったのもまた事実ではあります(笑)
(追伸、当然、パーティー終了後、そのまままた大阪までキーボードを返しに行ったのは言うまでもありません。今度は夜の一般道を通ってどうにか京都に帰ってきましたが、コワかったっす・・・(;´□`)でも、その2日後、それに勝る恐怖体験をする事になろうとは・・・。その話はまたいづれ・・・)


おかげで車で仕入れに向かう事が出来るようになりましたよ!当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COMのオープンまでの道のりの記録です。