宝ケ池反転目地庭園


土曜日恒例、京の足下を人知れず彩る「路傍の苔庭」を紹介して参ります、「路傍の名庭」。
本日連載23回目です!


さて、本日紹介致しますのは、「宝ケ池反転目地庭園」。何だか、荒川修作氏の「養老天命反転地」みたいですが・・・(笑)「たからがいけ はんてん めじていえん」と呼びます。


にしても「反転目地」?反転目地ってどういう事でしょう?


路傍の名庭において、非常にポピュラーな庭園形式である「目地モノ」。コレは、歩道に敷かれた石畳の目地に沿って苔が生え揃った路傍庭園を指すモノであるというのは、以前にご紹介した通りです。

こんな風にですね(笑)目地の部分に苔が生えているのが判りますね?


ところが、今回発見した物件というのがですね、この真逆!!石の表面を苔が覆っていて、目地には苔が生えていないという珍物件。ソレがコチラ!

上の画像と較べると、まるで反転しちゃってますねぇ〜!コレは大変珍しい例と言えます。


にしても、恐るべきは「目地モノ」のバリエーションの豊富さです。この他にも驚くべき目地モノ物件が控えているのですが、それもまた目を見張るほどの美しさなのです!こんなモノが路傍に転がっている京都って・・・。


という事で、次回はその驚愕の目地モノ庭園をご紹介したいと思いますので、お楽しみに!<<その物件はあまりに美しいので、その土地の持ち主と交渉して、ベストの状態を撮影しよう!なんて思っておりますので、ソチラも乞うご期待!当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪>>