はみだし版/旧 山県有朋別荘 無鄰庵


目指せ!!京都検定1級合格!!という事で、毎週必ず京都の寺社を巡り、楽しみながらお勉強しちゃおうという「週一早朝寺社参拝の会」!!


今回は、今までで更新が追いつかずにあぶれてしまった見学物件を紹介するはみだし版!あの、実は今年のはじめって、やたらとテンションあげすぎてやたらと廻ってたんですよ(笑)そんなワケで、今回は、今年の1月の下旬に訪れた旧 山県有朋(やまがた ありとも)別荘、無鄰庵(むりんあん)をレヴューします!


無鄰庵は明治・大正期の元老、山県有朋の別荘として明治29年に造られました。こと、7代目小川治兵衛による、東山を借景とした池泉回遊式庭園が有名です。また、伊藤博文らと、日露戦争開戦前の外交方針を決める会議も、ここでおこなわれたとか。


でね、この無鄰庵の事って、過去の京都検定の問題に、必ず出てくるんです。上のウンチク事項、試験に出ます!(笑)で、実はこんなモノがあるって事すら知らなかったので、気になって行ってきたワケなんです。

というワケで、コチラが無鄰庵の入り口。この日って朝から雪がパラついてて、スンゴイ寒かったんですよ。よって、当会員2名の貸し切り状態(笑)いやいや、コレが「早朝参拝」の醍醐味(笑)

コレが有名な東山を借景とした日本庭園。あの、スンゴイ広いです。で、この庭、個人的にもひとつな印象・・・。というのも、今現在、いわゆる一戸建ての家の前にある「日本庭園」といわれるソレとあまりにつくりが似ているんです。芝生で空間を広くとって、あまり高さのない自然石を配し、植栽が主体となる構成。ひょっとしたら、あの形式の原点というのは、ココから来てるのでは・・・?なんて思っていたら、案の定、洋館の資料館にそのような旨が書いてあって、納得。そういう意味で一見の価値ありです(笑)

素朴な佇まいの母屋。コチラでお抹茶がいただけます。が、この日はメッチャ寒かった!

コチラが薮内流「燕庵」を模して造られた茶室。ナント、こちら、一日3500円で借りれるらしい!!
この奥には洋館があって、コチラの中も、洋風の中に、狩野派の障壁画をあしらった応接室等、なかなか見応えアリでした。

さて、ひととおり見学した後は、お待ちかねのお抹茶タイム!!が、母屋の中、寒すぎます・・・。

うえの画像でアメちゃんのようになっていたお茶菓子の正体がコレ!「真盛豆」、通称「苔のむす豆」(笑)コレが実に美味しかったです!


そんな感じでブラブラ廻ってきた無鄰庵。全体的にやっぱり面白かったです!というか、新緑薫る頃に、また来てみたいな〜。印象が全然ことなると思うので。と、ここ、岡崎近辺は、小川治兵衛による庭園が実に多いので、野村美術館とか、平安神宮とか、色々まわってみるのも面白いかと思います。(多分、試験に出ます(笑))

無鄰庵は入園料350円、お抹茶300円でした。にしても、「苔のむす豆」、もう一回食べたい!(爆)当ブログは、モンド雑貨web shop KANIBASE.COM店長の、お気楽日記です♪<<