等持院で盛り上がる(笑)


目指せ!!京都検定1級合格!!という事で、毎週必ず京都の寺社を巡り、楽しみながらお勉強しちゃおうという「週一早朝寺社参拝の会」!!


今回は足利尊氏ゆかりの寺として有名な「等持院」を見学!個人的には割と地味な印象のある等持院ですが、実は夢窓疎石が開山で、しかも礎石による庭園があったりと、かなりゼイタクな仕様のお寺さんだったんですね(笑)夢窓疎石京都検定の問題に絶対出てくる程の重要人物!にもかかわらず「ベック並みにナデ肩」とか、散々な事を言いながらいざ境内へ(笑)

実は画像撮りわすれちゃったんですが、いきなり門のヨコに自販機が置いてあったり、結構無頓着な感じが・・・。でもなんとなくそこが「右京区的」というかなんというか・・・(苦笑)にしても良い天気でした!

一定時間おきに放送される「昭和」を感じさせる音声案内に耳をかたむけつつ、まずは南庭へ。ここの縁側は鶯張りになっています。以前は、「鶯張り」って二条城が突出して有名なので、そこにしかないモノと思ってたんですが、実はいろんなトコにあるんですよね。にしても、寺全体の雰囲気として気の抜けた感じが何とも(笑)この枯山水も何か気が抜けてて良いですね(爆)しかもここの方丈って、近くに撮影所があった事から、撮影に使われてて、チョット前まで荒れ放題だったそうな・・・。

ドォ〜ンといきなり木像(笑)誰でしょう?答えは愛すべきヘタレ将軍、「足利義政」でした!(爆)方丈を先に行った「霊光殿」の薄暗い堂内には、こんな感じで、足利の歴代将軍像と、何故か徳川家康の像が安置されており、チョット異様な感じ。なんですが、義政像を発見するなり異常にテンションが上がり、ヘタレ発言を連発するは(ア、アカン、絶対に怒られる・・・)、更に奥に安置された夢窓国師像がホンマにナデ肩だったモノだから、堂内でキャイキャイはしゃいでしまいました(苦笑)多分、こんな薄気味悪いトコで悪ノリするのは我々一行だけでしょうね・・・。小学生以下です(爆)

さて、気を取り直して最大の見所である、夢窓国師による池泉観遊庭園へ。「衣笠山を借景に・・・」とありますが、ご覧の通り、完全に立命館の校舎が借景になってしまっています・・・。思うに、こういう台無しにされ加減が重なって、この寺院の諦めにも似たほったらかし感がかもしだされているのかも知れません。にしても、もうチョット考えなさいな。立命館

スリッパに履き替えて、庭園をグルリと廻って行き着く先は、ヘタレ将軍「義政好み」とされる茶室「清漣亭」。この、チョット登った先にある感じが実に良いですね。

さて、いよいよお待ちかねのお抹茶タイム!!礎石による庭園、「芙蓉庭」を眺めながら一服。

お茶菓子は等持院オリジナルの「芙蓉の月」。言わずもがな、このお庭がその名の由来。一見ドラ焼きですが、生姜が入っていて、チョット不思議な感じ。


というワケで等持院。「足利氏」の菩提寺という事で要チェックです!足利氏は京都の文化に良い意味でも悪い意味でも影響大ですしね!先述の通り、どこか諦め感が漂ってたりしますが、全体的に見応えもあり、楽しいお寺さんでした!


等持院」の拝観時間は8:00~16:30、拝観料\500、お抹茶(お菓子付き)\500也。

「義政公」を「ヘタレ」呼ばわりするのは、個人的にとても「好き」だからデス!(爆)いずれその理由は明らかにしたいと思います^^当ブログは、KYOTO発の、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪<<