贔屓のパン屋さん


京都には美味しいパン屋が多い。パン好きとしてはとても喜ばしい事だ。特に、河原町今出川から下鴨一帯は激戦区で、数多くのパン屋が存在する。最も有名なのが、下鴨のグランディール。
いつ行っても、ココは下鴨マダムで一杯。
そんな激戦区でぼくが贔屓にしているのは、オ・ブレド・オルというパン屋。ココ、ホント外れナシ!ビックリする。ベーコン・エピとか、すっごくカリカリしてて、なおかつ、中はベーコンの油でほどよくしっとり柔らかくて・・・。バケットも噛む程に味が出る。ココの真骨頂は、かた〜いパン。あれフランスパンの生地なのかな?それにオリーブオイルで炒めたキノコとか、、ナッツ類なんかが練り込んであるのが、もう、絶品!ものスゴク固いんですけど、噛む程にしみ出す味の豊かさといったら・・・。ココでああいう固いパンにハマりましたからね。
昔、アルプスの少女ハイジで、白くて柔らかいパンが高級品だっていう描写があって、憧れたものですが、実は、ハイジが山で食べていた黒くてかた〜いパンの方が、はるかに美味しかったんじゃなかろうかなんて思ってしまう今日この頃なのでした。