物悲しさを覚える歌


昨日のほぼ日の、今日のダーリン(この、「ダーリン」っていうのは、糸井氏の事なんですよね?)っていうトコに、聴くと物悲しさを覚える曲として、ゆっき〜のふ〜るまぁ〜ちを〜って歌(正確な曲名は知らない)をとりあげてたんですけど、ぼくにもそういうのを感じさせる歌ってあるんです。
それは、永六輔の「遠くへ行きたい」。これを聴くと、悲しいを通り越してスッゴク恐くなるんです。遠くっていうのがね、何と言うか、死ぬっていうイメージと重なるんですよ。
日曜の早朝に、うっかりこの曲を聴てしまった日には、一日ブルーです。
思えば、この曲を初めて聴いたのは、小4か5の時。TBSラジオでやってた、キッチュ(現 松尾貴史)のヤング・ヒポポタマス、略してヤンヒポという奇妙なラジオ番組ででした。
キッチュ永六輔のマネをする時、必ずこの曲が流れていました。当時は永六輔が誰なのかも全く分らず、わからないクセに、似てる!と思い、キッチュ、スゲー!と思ったものです。(だいたいにして、この時は、キッチュが何者なのかもよくわかってませんでした)
彼の永六輔のマネを聴きたさに、毎回ラジオにかぶりつきましたが、いつの頃からか、後ろで流れる「遠くへ行きたい」が、こわくて仕方なくなってきてしまい、聴く事をやめてしまいました。
こういうのって、何なんでしょう?他の人にもこう感じる歌ってあるんだろうか?そういう感情を喚起させるメロディーってあるんですかね?よく考えると、遠くへ行きたいと、「雪の降る〜」もなんとなくメロディーラインが似てる気がする。
ああ、こんな事考えてたらまたコワくなってきた。

カンケーありませんが、個人的に、「雪の降る街を〜」って聴くと、反射的に、オレたちひょうきん族で、吉田君のお父さんが歌ってた「うっし(牛)のふ〜るまぁ〜ちを〜」ってのを思い出してしまいます(笑)