すべては「ジャンピング」の為!

みなさん、こんにちは。えー、調子にのって始めてしまいました当企画、「紅茶道」(笑)
これからは、「日曜日にはステキなティー・タイムを」という事で、毎週、土曜日の更新分に掲載していこうと思います。ヨロシクお願い致します。
さて!前回、高い位置からポットにお湯を注ぐという、何だかチョット玄人っぽい淹れ方はお試しになられたでしょうか?どうでしょう?何だか、いつもより少しでも美味しく感じたら大成功でゴザイます。
それよりも何よりも、あの淹れ方に酔いしれる事こそが、実は最も重要なポイントだったりするんですけれど(笑)
今回は、前回紹介した淹れ方の補足的な説明を少々。今回お話する事を少し気に止める事で、より一層美味しく淹れる事が出来る・・・ハズ(笑)

さて、あのケレン味タップリな淹れ方についてですが、あまりにも、「淹れ方に酔いしれましょう」的な言い方をしてしまったので、「所詮は気分的なモノなんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
イエイエ、ちゃあ〜んと理にかなった淹れ方なのですよ^^
紅茶がお好きな方なら、一度は「ジャンピング」という言葉を聴いた事があるのではないでしょうか?これは、ポットにお湯を注いだ後の、いわゆる蒸らし時間の間に、ポットの中で茶葉が上下に浮き沈みする現象の事をいうのですが、これがいかに効率良く行われるかにより、紅茶の香りの立ち方が左右されてしまうという、紅茶を淹れるにあたって最も重要なポイント!
そう!この、「高い位置からお湯を注ぐ」という行為は、この「ジャンピング」が、おこりやすくする為にあみ出された淹れ方なのですね!
ジャンピングは、水の中に空気が含まれる事によりおこりやすくなるそうで、ジャボジャボと高い位置から注ぐ事によって、お湯の中により多くの空気が混ざるというワケなんですね。
ペットボトル入りのミネラルウォーターより、水道から 汲みたての水を使うというのも、この辺に理由があるみたいです。(ペットボトルに入れられたに水からは空気が抜けてしまっているので)
そんなワケで、今度は、「お茶っ葉さん、元気にジャンピングしておくれ!」という思いをこめて、ジョボジョボとお湯を注いでみて下さい。この事を意識して淹れる事で、オイシサ倍増デス!

では、次回は急須でも良いってどう言う事!?ティー・ポットのお話です。


Mondo styleなお部屋でティー・パーティーは如何!?当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COMのオープンまでの道のりの記録です