またしても・・・


今年は一体何なんでしょう?
3月に亡くなられたマーチン・デニー氏に続いて、モンド・ミュージックにおける最重要人物の一人である、ロバート・モーグ博士が、去る8/22に亡くなられたそうです。
モーグ博士の手により、テルミン直系の電子楽器として開発されたムーグシンセは、その特徴的な音色から、テルミン同様、モンド的な音楽には欠かせない楽器でした。
事実、先述のマーチン・デニー氏や、元祖エキゾマスター、レス・バクスター氏もムーグシンセをフィーチャーしたアルバムを作っています。
思えば、テルミンやムーグといった、当時としては最新の科学技術を駆使して作られた電子楽器が、「エキゾチカ」という、プリミティヴな原始風景を描いたよう楽曲と親和性があったというのは、とても興味深いですね。
ムーグシンセも好きですが、個人的には、博士の手による、イーサウェーブ・テルミンの低音の粘るような音色が忘れられません。いつか是非手に入れたい一品です。

The Moog Cookbook

The Moog Cookbook

愛すべきヘッポコサウンドの創造主の冥福を心からお祈りしつつ、今日はコレを聴きながら喪にふしたいと思います。


何か、ますますイベントでテルミンパフォーマンスをやらなければならないような衝動に駆られてきました(;´□`)誰かテルミン直してくで〜〜!当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COMのオープンまでの道のりの記録です。