食傷気味とは言ったものの・・・。


先日、なんとなくフランフランに寄って見ると、目に飛び込んで来るのはチカチカした緑と黄色、耳に入って来るのは、ジョルジ・ベンの思わず汗噴出なリズムと粗野な歌声。


なんでもフランフランはこの夏、ブラジル・フェアなんだそうで、「コレデモカ!!」といわんばかりに店内に緑と黄色をあしらい、ハードなブラジリアン・ポップスを流しているのでした。


それにしても、「ぷちコア・レヴュー」のオルラン・ヂーヴォの紹介文で書いたように、「2002年時点でブラジル音楽が食傷気味・・・」と感じてたのは紛れもない事実なのですが、
それはブラジル音楽のほんの氷山の一角の部分を繰り返しリピートしてたからであって、
カフェ・ミュージックとしてのボサノヴァ・ブームが去ると同時にクールダウンすると思われていたブラジル音楽は、クール・ダウンするどころか、ショーロのようなルーツ・ミュージックから、70年代、80年代のフュージョン("T-スクウェア”的なものを想像しがちですけど、全く別モン!)系、熱帯主義流れのアヴァンギャルド系まで、さらに掘り下げられて、
しかもそれらは一時のブームとしてでなく、確固たる一ジャンルとして定着していったという事実には、ホント驚かされてしまいます。


そして、現在もなお、輝きを失わずに新たなる発見と興奮をもたらし続けているブラジル音楽の懐の深さといったら、本当にただただ驚くばかりですよね^^

プーロ・スインギ

プーロ・スインギ

フランフランで掛かってたのは多分この中入ってる”Bebete Vãobora”だと思うんですが、よもや、こんなアチクルシイ音楽が、オシャレ系コンピに取り上げられるなんて、誰が予想したでしょう?(笑)

あ!ついでに言っておくと、昨日「ぷちコア〜」でレヴューしたオルラン・ヂーヴォは、彼のヴォーカル・スタイルに、多大な影響を与えたヒトなんだそうデス。ハイ。

さて、今年はもうすぐワールド・カップ
このアルバムに入ってるサッカー讃歌、”ポンタ・ヂ・ランサ・アフリカーノ”を大合唱して盛り上がっちゃって下さい!!

うんばばら うぅ〜 まぁ〜 おぉ〜めん ご〜〜〜♪


ま、ぼくはワールド・カップ見ないで、近所にホタルを見に行ってきますけど(笑)当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COMの成長の記録です。