NICOLA CONTE live band in Blue Note Osaka
前回の予告通り、昨日行って参りました!
ニコラ・コンテのライヴ!
DJ、プロデューサー/コンポーザーとして有名な彼の、初のバンド編成でのライヴです!
バンド・メンバーはいずれもチョイワルどころか、ゴクワルなイタリアオヤジといった雰囲気(笑)
何故にそんなに胸元を開ける!?何故にそんな赤いシャツが似合う!?(笑)
そんなオヤジ達の中心に、イタ車を思わせる真っ赤なES-335を抱えたニコラっちが鎮座。
イス(ひょっとしてアンプだったかも?)に腰掛けて、ラフな雰囲気で^^
アザー・ダイレクションズの中の曲(曲名忘れちゃった・・)でライヴがスタート!
最初からハイテンションな演奏で、各楽器のソロ・パートの後には割れんばかりの拍手!
そしていよいよ、ニコラっちのギターソロ!
どんな演奏を聴かせてくれるのか!?
・・・う、う〜ん・・・。
決してヘタではないのですが・・・。なんともたどたどしいフレージング・・・(苦笑)
なんだか本人も「アレ?」みたいな観客の反応を感じて、中途半端にソロをやめちゃうものだから、
「主役」のソロ・パートだというのに、拍手もまばら・・・(;´□`)
そしてチョット気まずそうなニコラっち・・・(笑)
そうなんですよね、彼自身はあくまでプロデューサー/コンポーザーであってミュージシャンではないワケだから、
こういう時の立場ってとてもビミョウですよね・・・。
そんな軽くヘコミ気味のニコラっちに妙な親近感を覚えてしまったり・・・(笑)
さて、今回演奏された曲で特に印象的だった曲は、
原曲ではそんな印象はうけなかったのですが、凄くレス・バクスター的なエキゾな雰囲気で演奏された
「ネフェルティティ(マイルスさんのとは同名異曲・・・のハズ)」!
ホント、椰子の木の生い茂るジャングルに突如チキ像が現れるような世界に迷い込んだような、
不思議な演奏がたまりませんでした。
そういえば、プリペアド・ピアノみたいな事もやってましたね。
それと、キャノンボール・アダレイの「グルーヴィー・サンバ」をカヴァーしてたんですが
こういうチョイスってサスガ、DJならではだな〜と感心。
技あり!って感じデシタ(笑)
出来たらこういうカヴァーも、もうちょっと聴きたかったな〜。
「Other Directions」の中からだと、「Impulso」がすんごくカッコ良かったです!
全体の構成としては、「Other Directions」の曲を中心に、
新譜(!)の曲と、カヴァーが1、2曲ずつという構成で、
「大人向けのラウンジ・オリエンテッドな〜」という宣伝文句とは裏腹に、
すんごいハードな演奏で、大盛り上がりなライヴでした。
一緒に行った妹分(ニコラ・コンテ全く知らず)は、最後にスタンディング・オベーションしてた程(笑)
そういう意味では、前に見た「ファイブ・コーナズ・クインテッド」のがクールだった感じがします。
北国と南国の違いでしょうか?(笑)
何にしても、全体的に完成度の高いライヴで、もっと聴いていたかったな〜。
今度は是非、女性コーラス付きの編成で観てみたいです!
- アーティスト: キャノンボール・アダレイ,ペドロ・パウロ,パウロ・モウラ,セルジオ・メンデス,ドゥルヴァル・フェレイラ,オクタヴィオ・ベイリーJr.,ドン・ウン・ロマノ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: CD
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良く見りゃなんというメンツだコリャ!
家に帰ってからTVを付けたら「Goro's Ber」やってたんですが、ギャハハハハ!ホント、ゴローちゃん、ニコラ・コンテとキャラかぶりすぎです!(爆)当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長の、お気楽日記です♪