第四回/MONDO STYLE 8mmFILM HISTRY・その1


Mondo zakka select shop KANIBASE.COM主催による
8mmワークショップ「MONDO STYLE FILM DIARY」。


毎週月曜日は、ワークショップでお話しきれなかった、
「MONDO STYLE」視点による8mmの楽しみ方の
特別講義を行っております^^


さて、今週からは、「MONDO STYLE 8mmFILM HISTRY」と題しまして、
8mmが、その創世記から、現在におけるまで、一般消費者の立場から、
どのような位置づけとして認識されてきたか、
という事の歴史を、あくまで、ワタクシが判る範囲で
解説していこうと思います。


では!まず最初なんですが、キッチリとした歴史ですね。
「正史」とでも申しましょうか。
それに関しましては、フジフィルムさんのHPに、
かなり詳細なモノが掲載されておりますので、
そちらを各自見て下さいね♪


THE HISTORY OF FUJIFILMコチラをクリック!)


と、イキナリの手抜きですが、上記のサイトの年代と、
照らし合わせるような感じで進めていきたいと思います^^


さて、8mmフィルムの創世記、上記サイトの、「8mm小型映画市場への進出」
という項目に詳しく出ておりますが、読むとお解りの通り、
扱いがまだ難しく、一般向けというよりは、一部の好事家向けといった
位置づけだったのが判ると思います。


まあ、その「一部の好事家」というのは、言うまでもなく、
「お金持ち」のダンナさんとかだったワケですね。


カメラにせよ、フィルムにせよ、その機材の購入や現像には、
トンデモなくお金がかかったであろう事は想像に難くありませんよね。


とても、庶民の手には届くようなシロモノではなかったハズ。


余談ですが、一度、そういった「好事家の方」のコレクションを
拝見させていただいた事があるのですが、いや〜、スゴかったです!(笑)


大分売り払ってしまったとの事でしたが、ボレックスやらベル&ハウエルやら、
そのコレクション量たるや、尋常ではなかったです。


それを見せていただいたのって、90年代初頭だったんですが、
「8mmとかって言うのは、お金持ちの為のモノだったんだなぁ」
というのが、身にしみて良く判りました。

ジョナス・メカス氏も使ってる(同じものかは判りませんが)ボレックスのカメラ
思えば、数年前、ウチの大家さん(かなり年輩)に「8mmを撮ってる」
っていったら、「優雅な趣味してますなぁ」って言われたのを
思い出しました(笑)


コレがですね、80年代後半になると、「貧乏の代名詞」みたいな
扱いになるのがなんとも・・・(苦笑)いや、それはさておき。


8mm創世記、現在、ワークショップで使用している
シングル8」という規格が登場するまでの間、
一般のフィルム・カルチャーというのは、
一部のお金持ちのみ楽しむ事の許された、
今で言うならば、セレブリティのみにゆるされた、
高級娯楽だったのです。


という事で、本日はこの辺にしたいと思います。


次回はいよいよ「シングル8」の登場!これにより、8mmはどのような位置づけとなっていくのでしょうか?続きはまた来週♪当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪