名庭写真家×路傍の名庭愛好家!!(笑)

土曜日恒例、京の足下を人知れず彩る「路傍の苔庭」を
紹介して参ります、「路傍の名庭」。


本日、第12回目です!!


さてさて、雑誌「キョースマ・夏号」掲載に始まり、
スカパー京都チャンネル「京都!ちゃちゃちゃっ」での講義と、
なんとも不思議な盛り上がりを見せる「路傍の名庭」ですが、
ここにきて、またまたスンゴイ事が起こりまして・・・。


ナ、ナント、本物の庭園の写真家の方に「路傍の名庭」を
観てもらうという機会に恵まちゃったのです!!


しかも、なまじの写真家ではありません!!
京都で庭園の写真を撮らせたらこの方の右に出るモノはないという、
水野克比古さんにお会いしてきちゃいました!!!


というのも、相方カメラマンのつてで会う事になったのですが、
いや〜、キンチョウしました!


ぼくはもとより、相方カメラマンも初対面との事で、
最初はかなり「重い」(笑)空気が漂っていたものの、
いざ、「路傍の庭園」の写真をみていただくと、
「面白いねぇ!」との好感触!!


それまで笑顔をみせる事のなかった水野さんの顔が
思わず綻ぶ一幕も!!


いや〜!!ホントに庭園の良い表情なんかを追い求めて、
今でも市内の庭園を日々駆け回ってらっしゃる方なので、
それこそこんなフザケタ(イヤ、ぼくは真剣なんですが・・・)
モノを見せたら本気で怒られるんじゃないかと思ってたんですが、
すぐにコチラの意図と、その美しさに気付いていただけて、
いやいや、感服致しました!


という事で、水野さんお気に入りの「路傍の名庭」をご紹介!

「目地モノ」の美しさもさる事ながら、「写真が良いねぇ」とお褒めいただいた一枚!

「夜光龍」は、水野さんも思わず吹き出すインパクト!(笑)

「顔みたいで面白いねぇ」という事で、「眼鏡苔」と命名(笑)

「コレは後ろのパイプが借景になっているんやね」とのコメントに
思わず感動!!
「パイプの借景」って、なんて良い響きなんでしょう・・・。
ってか、「借景」って概念、忘れておりました。


その後は、終止和やかムードで、本当に楽しいお話をたくさん
聞かせていただきました。


そうそう!!中でも驚いたのが、水野さんは、若かりし頃に、
アノ、重森三玲氏から庭園の事を色々と学んでおられたという事!!
(写真の直接の師は重森氏のご子息、重森弘淹氏)


しかも、アノ、現重森三玲美術館である重森邸には、
足しげく通われていたのだそう!


実は、当日、話のネタにと当Shopオリジナルの「京都名庭SNOWDOME」を
持って行っていたのですが、コレ、モチーフが重森邸の庭園なのです!!


早速お見せしたところ、「うわ〜、コレ、感じ出てるわ!!」
と、大絶賛!!


どうも、通われた当時の事を懐かしく思い出され、
とてもお気に召されたようなので、無期限貸与(笑)させていただきました!


それからさらに重森氏のお話なんかも聞けて、いや〜、本当に楽しかった。

コレが重森邸SNOWDOME。許可がおりず、商品化に至らなかったんですが・・・。
この庭園にゆかりのある方に喜んでいただけて、本当に光栄です!

コレらはまだ中に水を入れてない時の画像です。
個人的にとても感動した庭園だったので、SNOWDOMEの最初の
モチーフに選んだのでした。
実は、マンションにしてしまう計画もあったらしいんですが、
マンションになんかしなくて本当に良かったです!


にしても、本当に貴重な経験をさせて頂きました!!


最後に、この写真集にチャッカリとサインをいただいて帰ってきました(笑)

京都坪庭拝見 (SUIKO BOOKS 145)

京都坪庭拝見 (SUIKO BOOKS 145)

この本もいただいてしまいました!(笑)水野さんについては、この雑誌が
詳しいです。



にしても、ここ数日はホント、目眩がしそうな出来事ばかりでした。このような機会を与えて下さった色々な方々に、心より感謝したいと思います。ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!(笑)当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪