第八回/MONDO STYLE 8mmFILM HISTRY・その5/SF少年と8mm


Mondo zakka select shop KANIBASE.COM主催による
8mmワークショップ「MONDO STYLE FILM DIARY」。


毎週月曜日は、ワークショップでお話しきれなかった、
「MONDO STYLE」視点による8mmの楽しみ方の
特別講義を行っております^^


今週も、前回に引き続き「MONDO STYLE 8mmFILM HISTRY」と題しまして、
8mmが、その創世記から、現在におけるまで、一般消費者の立場から、
どのような位置づけとして認識されてきたかという歴史編(笑)の
第五回目!!


さてさて、前回は、8mmがホームムービーとして普及する一方、
映画監督をめざす、「映画青年」の自主制作映画を製作する為に
欠かせないツールへとシフトしていく所までお話しました。


この時期というのが、1975年から1985年前後の事なのですが、
この時期、とある映画が、とても大きなムーブメントを
起こした事も忘れてはいけないでしょう。


スターウォーズです。コレが1978年に公開されるや、映像界は、
SFXと呼ばれる、当時最新の特撮技術でもちきりになります。


それは、8mmを使用した自主映画界においても例外ではありませんでした。


というのも、SFX自体、フィルムの特性をうまく生かして撮影された
トリック的手法が多用され、精度の違いこそあれ、チョット高機能な
8mmカメラであれば、アマチュアであっても十分に特撮を撮る事が出来たからです。


ハズカシながら、ワタクシ自身も、スターウォーズを観て
映像に興味を持ったクチでして(笑)、
当時出ていたこんな本を見て、8mmというモノの存在を知ったのでした。

キンコングといったクラシックから、当時最新のSFX映画を紹介した本ですが、

自作のSFXムービーを楽しめる様、8mmカメラの購入ガイドや、

カンタンな特撮のやりかたなんかが載っていたんですね〜。


こういうのを見てですね、「8mmイイなぁ〜」なんて、
小学生のワタクシは思っていたワケですね。


なんて、チョット微笑ましい(?)ハナシとは裏腹に、
この時期、いわゆる「オトナ」の特撮映画青年というのは、
8mmでどんなのを撮ってたのかっていうと・・・、
う〜ん・・・。あんまりリンクしたくないんですが・・・(爆)

ハイ、こんなの撮ってたんですね・・・。
スタッフクレジットには、岡田斗司夫庵野秀明なんて名前があります。


一応、資料としてご覧下さい(苦笑)
こういうのにはどうも共感しなかったんですケド。


ね、なんだかこの時期の8mmって、カナリ怪しいツールでしょ?(爆)


この頃になると、すでにビデオが普及し始めて、8mmは少しづつ
マイナーなツールになりつつあったのでした。


という事で本日はココまで!


来週は、90年代、まさに暗黒期についてお話しようと思います^^


う〜ん、微笑ましいどころか、さらにアヤシイ内容でしたね。今日は。資料は多かったケド(笑)皆さん、引かないで下さいね(苦笑)当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪