手水鉢(見立て)


土曜日恒例、京の足下を人知れず彩る「路傍の苔庭」を紹介して参ります「路傍の名庭」。本日連載28回目です!


さて、本日は、路傍の名庭のなかでも、意外とポピュラーな存在である、「手水鉢」をご紹介。


「手水鉢」?「手水鉢」って、あの、お茶室へ向かう露地とかにある?そんなのが、道端にあるの?なんて疑問符だらけの方、多いと思います。が!前述の通り、意外とよく見かける物件なのです!昨年、「キョースマ」に掲載された物件の中にも手水鉢(つくばい)が一件掲載されてたかと思います。


というワケで、早速見てみましょうか!

ハイ!周りに美麗な苔を配した見事な手水鉢ですね^^実際の手水鉢でもこれほどキレイに苔の生えたモノってないんじゃないでしょうか?で、コレ、何なのかというとですね、

解りました?柵を固定する為の溝(穴)なんですね!その基礎のコンクリートの周りに何とも立派な苔が生い茂っているという。で、「手水鉢」には、自然石をそのまま使用した「自然石モノ」、もともと別の用途で作られたモノを流用した「見立てモノ」等があるのですが、これは見事なまでの「見立てモノ」と言えます!(爆)


路傍の名庭においては主に「見立てモノ」が主となるワケですが、って、もともと見立ててるモノのさらなる見立てって、何かワケわかんなくて良いですね(笑)ともかく、こういったチョット水の溜まりそうなトコロは要チェックです!

アノ、当然解ってると思いますが、ココじゃ手を洗えませんからね(笑)小さなお子様がこういうトコで水遊びしないよう、くれぐれも気をつけてあげましょう^^当ブログは、KYOTO発の、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪<<