青蓮院春の特別拝観/茶室好文亭


目指せ!!京都検定1級合格!!という事で、毎週必ず京都の寺社を巡り、楽しみながらお勉強しちゃおうという「週一早朝寺社参拝の会」!!


さてさて、本日参拝したのは、「青蓮院」。天台宗三門跡の一つとして有名なお寺さんですね。ちなみに「門跡寺院」というのは、皇族や貴族の子弟が歴代の住持となる、別格のお寺の事。ついでに他の門跡寺院は大原の「三千院」、東山の「妙法院」です。え〜、何故こんなに事細かに書くのかというと、試験に出るからなんですね(笑)三門跡。コレは必須です。

青蓮院の入り口横の「長屋門」の横には天然記念物の立派な楠が。コレも試験に出ましたね(笑)にしても、その裾に広がる苔が見事です^^

青蓮院といえば、庭園が見事な事でも有名で、夜の拝観でライトアップもされたりしてますね。写真は宸殿前の庭園。現在は苔が敷き詰められていますが、以前は白砂が敷かれていたのだそう。

で、メインとなるのが、コチラの相阿弥作と言われる池泉回遊式庭園。画像は龍心池と呼ばれる池。で、この左手には粟田山を借景とした築山があるのですが、不覚にも画像を撮りわすれてました・・・。

で、コチラが小堀遠州作と言われる「霧島の庭」。霧島つつじがたくさん植えられている事からこの名がついたそう。連休頃が見頃だとか。現在はまだシーズンオフ感が漂ってますね(笑)

さて、本日のメイン、特別公開中の茶室「好文亭」。ナントここ、平成5年に中核派ゲリラ(!)に焼かれてしまったという・・・。平成に、しかも中核派って・・・。ま、「門跡寺院」ですのでね。にしても衝撃でした。で、平成7年に建立時の図面を元に忠実に再現されたのが現在の好文亭。「私共は、彼らの凝り固まった思想と、それ生み出した状況に言い知れぬ絶望感を覚えると同時に、彼らに反省の心が生じない限り、絶対に赦す訳にはいきません」とは、好文亭の解説よりの抜粋です。

さて、今回の茶室公開の最大の目玉は、ちゃんとしたお点前によってお茶を楽しめる事!本日は表千家の接待。どうも、日によって裏千家や、煎茶流等変わる模様!

こんな風ちゃんとした作法の元にお茶をいただくのって、実は初めてだったので、緊張したんですけど、結構和やかな雰囲気で、お作法の事とか色々教えていただけて、実に楽しかった!

お菓子はそば饅頭。お茶にとても合いました!そして、菊の御紋!「門跡寺院」ですのでね(笑)

お茶をいただく時の作法のみならず、道具を拝見する時の注意点なんかも教えていただきました!う〜ん、お茶も習いたいなぁ・・・。

ふすま絵は、再建時に日本画の上村淳之氏が手がけたそうなんですが、ご覧の通りの鳥づくし。なんでも、氏は鳥が好きで、ナント、自宅でタンチョウズルを飼っていたのだとか!(爆)にしても、鳥好きって、軽くキてる方が多いですよね(笑)オリヴィエ・メシアン然り、ジム・ファセット然り(爆)怒られそうですが。


にしても、今日は天候があまり良くなかったせいか、人が少なく、貸し切り状態でお茶を楽しめたのが良かったなぁ〜!コレで1000円とはお安い!!


という事で。今回も実に楽しく学習する事が出来たのでした!!

青蓮院、見所が多すぎて、後からパンフレットとか見てたら結構見落としてるポイントが多くてですね・・・。また秋の茶室公開の時に行く事にします!(爆)KYOTO発の、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪<<