エレーナ・ジョビン著/アントニオ・カルロス・ジョビン
もう、結構前からピアノが習いたくて習いたくて、とはいえ家には鍵盤楽器がないし、どちらに教えを乞えば良いのかも解らず。という事でかなり悶々としていたのですね。で、その悶々が、ここ最近、我慢の限界に達しそうな勢いでして・・・(苦笑)
特にクラシックにルーツを持つルイス・エサやカルロス・ジョビンのピアノ曲が好きで、そんなのが弾けたらと、悶々と音楽理論の本とか読んでだりするのですが、「トン・ジョビンの曲は曲自体がエコロジーを体現してて、樹木的であり、昆虫の様に擬態したコード進行が・・・」とか書いてあるのを見ると、もう、そんなんがどういう事なんか知りたくて知りたくて、ますますピアノに対する想いが・・・(;´□`)
(そいうのは、ピアノを弾けるようにならないと理解できないと勝手に思い込んでる)
という事で、ほんの気休めというか、昂った気分を抑えるべく購入した、トン・ジョビンの伝記。
- 作者: エレーナジョビン,Helena Jobin,国安真奈
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: 単行本
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彼が残した美しい楽曲とは反比例するかの如く、全体的に切ないです。彼の死に際しての部分は、それを目の当たりにした親族ならではの生々しさがあり、思わず目を背けたくなる程・・・。
とはいえ、彼がいかに多くの人や自然を愛し、愛され、誤解され、苦悩しながらも、世界の為に創作を続けてきたのかが綴ってあり、もぉ、感動してしまいました。昂った気分を抑えるどころか、躁状態になってしまいましたよ!!(爆)
おそらく来月くらいから週二回くらいのペースでピアノを習いに行くと思います!!(爆)
この本を読んでからYouTubeにアップされてる来日コンサートの映像を観ると、涙がでてしまいます。当ブログは、KYOTO発の、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪