くれぐれも、雲龍院はカフェではありません!


目指せ!!京都検定1級合格!!という事で、毎週必ず京都の寺社を巡り、楽しみながらお勉強しちゃおうという「週一早朝寺社参拝の会」!!


連日猛暑が続いております京都市内。その暑さたるや亜熱帯の如し、この季節に観光にいらっしゃる方が気の毒になる程。


そんな市内の暑苦しさ、有名寺院の人ごみに疲れてしまった方にオススメしたいのが、今回参拝(・・・というか何と言うか・・・(苦笑))致しました雲龍院さんは東山の山中にあり、まさに世俗を離れたような静けさ、涼しさ。とはいえ、そこに辿り着くまでの道のりがね、結構タイヘンだったりするのですけれど(笑)それに見合うだけのリラクシンな空間が待っているのです!

雲龍院は泉涌寺の別院という事で、泉涌寺の境内にあります。泉涌寺はかなり広大な敷地を持つ大きな寺院なのですが、アクセスに不便な為か、もしくは、え〜、暑くて辿り着く前に力つきてしまうのか、ほとんど人がいない!(笑)上は泉涌寺の仏殿・舎利殿ですが、ご覧の通りの強烈な日差しですからねぇ・・・。


そこからチョットだけがんばって歩みを進めると、やってきました「雲龍院」!

お寺さんに来たというよりは、親しい親戚の家に遊びに来たような、親近感の溢れる雰囲気。それは、重要文化財を有しながらも、どこか参拝者を信じ切ったかのような、良い意味での無防備さがそう感じさせるのか(笑)拝観者、他には誰もいなかったし(笑)

庭園の見えるお座敷についたトコロで我が家感が暴走!(爆)想いっきり足を伸ばして、掛け軸にあった「アタマの体操」や、セルフサービス(笑)による寺院の解説テープを堪能。もうすっかり良い気分。誰もいないし(笑)

コチラは見所の一つである「悟りの窓」。アンシンメトリに開かれた障子の意味は・・・。実際に行って確かめてみて下さい^^ますます親近感が湧いてしまいます(爆)


さて、一通り見たトコロで、本日のメイン!お抹茶タイム!!実はコチラの寺院、チョット変わった・・・というか、実に気の利いたお茶菓子を出してくれる事で有名なのです。しかも、寺院内のどこでも好きな場所でいただいて良いと言うではありませんか!!実はコレ、一番嬉しいポイント!!いやぁ、解ってらっしゃる!!

という事で、縁側のある書斎といった趣の、庭園が良く見えるテーブル付きのお部屋でお抹茶をいただく事に。(コレがいけなかった!(爆))さて、お抹茶の横、コレが問題のお茶菓子なんですが・・・。

ジャ〜ン!夏仕様の冷たいお菓子!実はコレを食べたいが為に来たという(;´□`)コレ、食感というか、匙ですくった感じが昔懐かしのスライム(そうとしか表現出来ない)のようで不思議な食べ物。底には餡が入っていて実に美味デシタ!!


にしても、ちょっと奥まった山中にあるという事で風が涼しく、クーラーなど全く無用!!(ホント、チョット離れただけでこんなにも涼しくなるとは・・・)セミの鳴き声もどこか控えめ。はぁ〜・・・。夏休みに、田舎のおばあちゃんのトコに遊びに来たみだいだぁ〜・・・。とか言いながら、2時間も居坐ってしまいました・・・(;´□`)


ス、スミマセン、次回ここに来る時は、写経(雲龍院さんは写経道場として有名なのです)をしてお詫びにかえさせていただきたいと思います〜(実は冬のあたたかいお茶菓子目当て(爆))


ちなみに拝観料は200円。お抹茶付きなら700円。写経とお抹茶は1000円となっております。拝観時間は9:00~16:30です!

あんまり静かで、あんまり誰もいないので、ついついはしゃいでしまいました(;´□`)スミマセン。でも、また来たいな〜、と思える数少ないお寺さんでした。今度は写経スルゾ!!当ブログは、KYOTO発の、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COM店長のお気楽日記です♪