新恋愛講座(笑)


またしても三島由紀夫氏の本を読んでしまっているのですが・・・(笑)
といってもやっぱりエッセイなんですけどね、今回も。
その名も「新恋愛講座」!(爆)
実は先日触れた「不道徳講座」とセットでお借りしたのでした。
仕事へ向かう電車の中や、仕事中ヒマな時なんかに読みふけっております。

失礼ながら、恋愛講座はさておきまして(笑)、「おわりの美学」や、「若きサムライのための精神講話」といった記述においては、氏の後の行動に至る事を暗示するような、思想なりが、割と感情的とも思えるような文体で書かれていて、なんだかちょっとドキドキしてしまいました。

個人的に、三島由紀夫=父親(モチロンぼくの)という印象が、なんとなくついてしまっていて、前回読んだ「不道徳〜」を読んだ時は、三島像と父親像が結びつかず、「アレ?」と思ったりもしたのですが、今回の「若きサムライのための精神講話」なんかを読むと、やっぱり自分の父親と三島由紀夫のイメージがイコールで繋がって、ナルホドなぁ、なんて思ってしまったりした次第なのでした。

新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉 (ちくま文庫)

新恋愛講座―三島由紀夫のエッセイ〈2〉 (ちくま文庫)

氏の芸術論とか、こと、「文弱の徒について」という記述は、いささか耳の痛い感じがしました。にしても、こういうのは10代のうちに読んどくべきモノなんだろうなという気がします(笑)


なんか、気が付いたら「春の雪」とか観に行ってそうで、ヤな感じっす(笑)当ブログは、モンド雑貨Web shop KANIBASE.COMのオープンまでの道のりの記録です。